組織体験 (Organization experience)
組織 (Organization) 体験とは、ビジネス顧客やその従業員が利用する一連の UI やフローのことです。特に マルチテナントアプリケーション で重要です。このガイドでは、Logto Management API を使ってアプリに統合する方法を紹介します。
このセクションでは、エンドユーザー向けの 組織体験 (Organization experience) を設計するのに役立ちます。例えば:
- 管理者が自分の組織を作成できる。
- 管理者が組織メンバーを管理できる。
- 管理者がメンバーを組織に招待できる。
- その他多数。

認証フローを理解する
Logto Management API と連携するには、まず基本的な認証フローを理解しましょう。主な要件は 2 つあります:
バックエンド API を保護する
- フロントエンドからバックエンド API への呼び出しには認証が必要です。
- ユーザーの Logto アクセス トークンを検証して API エンドポイントを保護します。
- 認証済みユーザーのみがサービスにアクセスできるようにします。
Logto Management API へアクセスする
- バックエンドサービスが Logto Management API へ安全にアクセスします。
- セットアップ方法は Management API との連携 ガイドを参照してください。
- マシン間通信認証を利用してアクセス認証情報を取得します。
次の章では、Logto Management API のセットアップ方法や、組織体験 (Organization experience) を構築するための一般的なユースケースについて説明します。
組織体験 (Organization experience) の機能
組織ロールや権限を使って独自のマルチテナントアプリを設計しましょう。
マシン間通信認証を使ってバックエンドを Logto Management API に安全に接続します。
Logto Management API を利用して、エンドユーザー自身がプロダクト上で組織を作成できるようにします。
組織内のユーザー情報を取得します。
アプリ内で組織の切り替えを実装します。
Logto Management API を使って組織への招待機能を実装します。
アプリ内で組織参加フローを実装します。
組織内で権限やリソースを管理します。
組織の定義、メンバーの概念、組織テンプレートの詳細な説明については、組織の仕組みを理解する を参照してください。
関連リソース
マルチテナント SaaS アプリケーション構築:設計から実装までの完全ガイド